犬の病気「破傷風」は、土の中に生息している菌が、怪我をした傷口などから体内に入って、テタノトキシンという毒素を作る病気です。
犬が破傷風にかかると、口が開け難くなり、唇と眼球の筋肉が収縮します。これら筋肉の収縮により、笑ったような顔がみられるようになります。特徴的な笑い顔です。 前頭部の筋肉の収縮のために耳が立ち、第三眼瞼が目立つこともあります。 死に至ることもあるので、甘くみてはいけません。 犬の破傷風は、運動神経や中枢神経にダメージを与えるので、硬直性の痙攣(けいれん)を起こしたり、関節を曲げることが困難になり、歩行が困難になります。 犬が破傷風に感染すれば、5日くらいで発症します。
通常は、菌が増殖している傷口の組織を取り除いて、消毒液(オキシドール)でしっかりと消毒をします。そして、ペニシリンを投与します。こらの治療と同時に、菌が作り出している毒素を中和させるために、抗毒素血清を使用します。 飼い主ができる治療方法ではないので、必ず獣医師に治療してもらうことが大切です。