性病 梅毒 症状
     梅毒って何?

スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマの感染によって生じる性感染症です。
コロンブスが新大陸の発見と共にヨーロッパに持ち帰り、その後爆発的に全世界に広がったといわれています。
「梅毒」という名前の由来は第2期に見られる赤い丘疹が楊梅(ヤマモモ)の果実に似ているので楊梅瘡(ようばいそう)と呼ばれたことからきています。
いつの間にか「楊」の字が取れて、次第に梅瘡→黴毒→梅毒と変化しました。
ペニシリンという特効薬が発見されてからは激減しましたが、最近また若者の間で増加が見られます。

     梅毒の感染経路

性交による感染(皮膚、粘膜からの感染)、血液からの感染。母子感染もあります。

     梅毒の治療法

抗生物質のペニシリンの内服や注射で治療します。
ペニシリンのアレルギーのある人には他の種類の抗生物質での治療を行います。

     梅毒の症状

1期梅毒として感染後3〜6週間の潜伏期の後に、感染局所に初期硬結や硬性下疳、無痛性のそけい部リンパ節腫脹がみられます。
【1期症状のまとめ】
痛みのないしこりや、痛みのないリンパ節のはれ)


2期梅毒では、感染後3カ月を経過すると皮膚や粘膜に梅毒性バラしんや丘しん性梅毒しんなどの特有な発しんが見られます。
【2期症状のまとめ】
ピンク色の円形のあざ、赤茶色の盛り上がったブツブツ、脱毛症状)


感染後3年以上を経過すると晩期顕症梅毒としてゴム腫、梅毒によると考えられる心血管症状、神経症状、眼症状などが認められることがあります。
感染していても臨床症状が認められない無症候梅毒もあります。
【感染後3年以上の症状のまとめ】
しこりができたり、心臓や血管、神経や目などに重い症状が出ます)


先天梅毒は、梅毒に罹患している母体から出生した児で、胎内感染を示す検査所見のある症例、2期梅毒しん、骨軟骨炎など早期先天梅毒の症状を呈する症例、乳幼児期は症状を示さずに経過し学童期以後にHutchinson3徴候(実質性角膜炎、内耳性難聴、Hutchinton歯)などの晩期先天梅毒の症状を呈する症例があります。

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