性病の症状等解説集
  エイズ
  クラミジア
  淋病
  梅毒
  コンジローマ
  ヒトパピローマウィルス
  トリコモナス
  カンジダ
  性器ヘルペス
  B型肝炎
  成人T細胞白血病
  疥癬
  ケジラミ
  A型肝炎・C型肝炎
  軟性下疳
  症状から調べる(男性)
  症状から調べる(女性)
  性行為から性病を調べる
  性病の垂直感染
  性病検査キットとは
  ふじメディカル
     クラミジアとは

クラミジアは 『クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)』 という微生物に感染する病気です。
厚生労働省のクラミジア感染の検査データによると、クラミジアの感染者数は、平成14年の感染者数(43,766人)をピークに、年々減ってきています。しかし、未だに、20,000人を切ることのない感染者の多い性病です。感染報告だけでも20,000人近い人がいる状態を考えると、実際の感染者は、もっと多いと考えらえます。

     クラミジアの特徴

クラミジアは感染しても、女性の約80%、男性の約50%は何も症状がなく、感染を自覚しにくい病気です。
症状が出る場合は、性交渉後1〜3週間で表れ、陰部から唾液のような液が出てきます。
男性は排尿時に痛みを伴う尿道炎になります。
女性はおりものが増えたり臭いや色が変わります。
菌が消えないと、パートナーへ感染を広げるばかりか、重症になることがあります。

クラミジアに感染している人は、感染していない人と比べると、約3.4倍もHIVに感染しやすくなるというデータが報告されています。

     クラミジアは重症になると大変なことになる

女性は、何年も妊娠できない 『不妊症』 や 『腹膜炎』 になります。
また、感染したまま妊娠すると、母子感染を起こし、早産や流産をしたり、新生児が結膜炎や肺炎になることがあります。
母親も、出産後に熱が38度をこえて持続する 『産褥熱』 で悩まされることがあります。
男性は体の中に菌が入って睾丸が腫れる 『副睾丸炎』 や 前立腺が炎症を起こす 『慢性前立腺炎』 等になります。

不妊治療をする際は、クラミジア感染の有無を調べるために、性病検査を行います。
それだけ、クラミジアの感染は、早産や流産などの危険性が高いということです。

     クラミジアの感染経路

クラミジアは、性行為やその類似の行為(オーラルセックスなど)によって感染します。
子宮頚管の検査でクラミジアがいなくても、咽頭に感染していることがあり、その状態でオーラルセックスをすると咽頭から尿道に感染する危険性があります。
感染か所は、男性は尿道、女性は子宮頚管と咽頭(のど)です。
クラミジア自体は、それほど強い菌ではありません。従いまして、便座や風呂などで感染する心配はありません。

     クラミジアの症状 (男性)

一般的には、軽い排尿痛や尿道からの膿、射精時の痛みなどがあります。淋菌に感染する性病(淋病)でも似たような症状が見られますが、淋病に比べると症状は軽微です。
人によっては、尿道に軽い痒みや不快感を感じる人もいます。

この他、軽い発熱や陰嚢部の痛み、精巣上体が腫れるなどの症状が出ることもありますし、尿道をお腹側から外尿道口に向けて圧迫すると、粘液性の分泌物が出ることもあります。
クラミジアは、このような症状が出ない 『無症状』 もありますので注意しましょう。


【症状のまとめ】

尿道からの膿、軽い排尿痛、尿道の痒みや不快感、精巣上体の腫れ、軽い発熱、射精時の痛み。無症状も多い。


     クラミジアの症状 (女性)

女性は、症状が発生しないケースが多いです。
症状が発生する場合は、オリモノの増加や不正出血、下腹部に痛みが出たりします。
性交時(セックス)の際に痛みを伴うこともあります。

症状の話から少し逸れますが、女性がクラミジアに感染すると、子宮頸管炎(膣と子宮の間にある管状の子宮頸部内腔が炎症を起こす病気)や子宮付属器炎(卵巣と卵管に炎症が起きる病気)、骨盤内炎症性疾患(子宮内膜や卵管などに炎症が起きる病気)を発症します。

子宮頚管炎は自覚症状が少なく、あったとしてもオリモノが少し増えるといった程度です。
子宮内膜炎→卵管炎→腹腔内感染にまで進むと激しい症状を訴える場合もあります。

子宮付属器炎や骨盤腹膜炎になると下腹部の痛みや性交痛などを感じるようになります。
クラミジアが腹腔内に広がり、さらに上腹部にまで広がると、肝臓などの臓器にまで炎症が広がっていきます。そうなった場合は、非常に激しい腹痛を訴えるだけでなく、卵管の炎症から卵管周囲癒着などを起こし 『卵管性不妊症』 の原因になったり、子宮外妊娠の原因にもなります。


【症状のまとめ】

オリモノの増加や不正出血、性交時の痛み、下腹部の痛み。 無症状も多い。


     咽頭クラミジアの症状

クラミジアが咽頭に感染すると、咽頭の腫れや痛み、発熱といった症状が出ますが、症状が出ない場合が多いです。
特に、女性は無症状が多いです。

症状の解説から少し逸れますが、女性の性器にクラミジアが検出される場合は、無症状であっても10〜20%は、咽頭からもクラミジアが検出されているという報告があります。
咽頭に感染したものは、性器感染に比べて、治療に時間がかかりますので、咽頭感染の疑いがある場合は、早めに検査を受けましょう。

【症状のまとめ】

咽頭の腫れや痛み、発熱。 無症状が多く、特に女性は無症状が多い。


     性病検査は 『郵送』 で受けることができます

性病は、検査キットを購入すれば、郵送で 『病院と同等の検査』 を受けることができます。
誰かに会う心配がないので、楽な気分で性病検査を受けれます。

【参考】 ふじメディカルの性病検査キットを使った体験談サイト
 
copyright (C) 性病の症状等解説集 all rights reserved